ランドマインとは、バーベルの一端を床の固定具に差し込み、もう一端を持って弧を描くように動かすトレーニング方式です。
ランドマインの使い方の要点は、バーが床の支点を中心に動くという軌道の性質を利用することにあります。
最大の利点は、押す動作の角度が「真上」ではなく「斜め上」になる点です。
この角度なら、肩関節の負担が小さくなります。
そのため、肩に不安のある人や可動域が狭い人でも押す種目を継続しやすくなります。
ランドマインで扱える種目は幅広く、ランドマインプレス、ランドマインロウ、ランドマインスクワット、ランドマイン回旋が代表例です。
バーベル1本とアタッチメント一つで、押す・引く・しゃがむ・回すの4方向を網羅できます。
30〜50代のビジネスパーソンにとってのランドマインの価値は、時間効率の高さに集約されます。
器具の入れ替えなしで全身を回せるため、45分のセッションでも内容が薄くなりません。
ランドマインの重量の目安も具体的に示せます。
ランドマインプレスなら片手10〜20kg、ランドマインロウなら20〜40kg、ランドマインスクワットなら40〜80kgが一般的な出発点です。
ただし、動作中に鋭い痛みが出る場合や違和感が数日以上続く場合は、継続せず整形外科やスポーツドクターなどの専門家に相談してください。
ランドマインとは何か|仕組みと肩に優しい理由
この章では、ランドマインの仕組みと、肩に優しいとされる理由を押さえます。

ランドマインとはバーベルの一端を床に固定して行う方式
ランドマインとは、オリンピックバーベルの片端を床面の筒状アタッチメントに差し込み、固定された支点を中心にバーを動かして負荷をかける方式です。
ランドマインは種目名ではなく、動作の枠組みを指す言葉です。
通常のバーベル種目との違いは、負荷の方向が一定でない点にあります。
支点から遠い先端を持つため、バーは直線ではなく弧を描きます。
その結果、動作の途中で負荷のかかる角度が連続的に変化します。
この性質により、関節が最も強い角度では負荷が増し、弱い角度では減るという特性が生まれます。
結果として、ランドマインでは同じ重量でも関節への衝撃が穏やかになります。
ランドマインのアタッチメントは、床に筒を固定するタイプ、ラックの支柱に取り付けるタイプ、重量プレートの穴に差し込むタイプの3種類が流通しています。
設置環境に応じて選べば、ランドマイン専用のスペースは不要です。
ランドマインが肩に優しいのは押す角度にある
ランドマインプレスが肩に優しいと言われる理由は、押す方向が垂直ではなく斜め45〜60度になるためです。
バーベルやダンベルで真上に押す動作に比べ、肩関節の外旋要求が小さくなります。
解剖学的には、肩を完全に挙上する動きは上腕骨と肩峰の間を狭くします。
この隙間で腱が挟まれる状態が長く続くと、炎症につながる負担が蓄積しやすくなります。
ランドマインの斜め方向への押しは、肩甲骨の自然な動きに沿った軌道です。
肩甲骨面での挙上は、可動域の制限を受けにくくなります。
デスクワークで巻き肩になりやすい人でも、無理なく通過できます。
実務的な判断基準もはっきりしています。
オーバーヘッドプレスで痛みや引っかかりが出る人は、ランドマインプレスへ置き換えることで押す刺激を確保しながら継続できる可能性があります。
ランドマインと通常の押す動作の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | ランドマイン | 通常のバーベル・ダンベル |
|---|---|---|
| 軌道 | 支点を中心に弧を描く | ほぼ直線 |
| 負荷のかかる角度 | 動作中に連続的に変化 | ほぼ一定 |
| 押す方向 | 斜め45〜60度 | 真上(垂直) |
| 肩関節の外旋要求 | 小さい | 大きい |
| 関節への衝撃 | 穏やか | 蓄積しやすい |
ランドマインのセッティングと必要な器具
ランドマインに必要なのは、オリンピックバーベル1本、アタッチメント1つ、プレート数枚の3点です。
ラックやベンチがあれば、ランドマインで扱える種目の幅はさらに広がります。
セッティングの基本は、支点から自分の立ち位置までの距離を確認することです。
バー先端を胸の高さに構えたとき、足の位置が支点から1.0〜1.3m前後に収まるのが一般的な目安です。
バー先端にはスリーブや握りやすいグリップアタッチメントを付けると、手のひらへの圧が分散します。
先端を直接握る場合は、タオルを1枚挟むだけでも扱いやすさが変わります。
プレートは支点側の抜け防止のため、必ずバー中央寄りではなく自由端に装着します。
固定具の向きとバーの可動範囲を確認し、周囲1.5m四方は空けておいてください。
ランドマインのセッティングで確認する項目は次のとおりです。
| 確認項目 | 目安 |
|---|---|
| 必要な器具 | バーベル1本・アタッチメント1つ・プレート数枚 |
| 支点から足までの距離 | 1.0〜1.3m前後 |
| 先端の握り | スリーブやグリップアタッチメント/タオル1枚 |
| プレートの装着位置 | バー中央寄りではなく自由端 |
| 周囲のクリアランス | 1.5m四方 |
ランドマインプレスのやり方と重量設定
ランドマインプレスは、姿勢の選び方で狙いと重量が変わります。

立位で行うランドマインプレスの基本フォーム
立位ランドマインプレスの手順はシンプルです。
支点から1m前後に立ち、バー先端を片手で持って鎖骨の前に構えます。
そこから斜め前上方へ、肘を伸ばしながら押し出します。
構えでは足を肩幅に開きます。
押す側と反対の足を半歩前に出すスタンスが安定します。
腹部を固め、骨盤を立て、肋骨が前に開かない位置をキープしてください。
ランドマインプレスの押す軌道は「顔の斜め前を通って斜め上」です。
耳の横を通る軌道にすると垂直プレスに近づき、肩に優しいという利点が薄れます。
戻しは押しの2倍の時間をかけます。
テンポは押し1秒、戻し2秒が基本形です。
バーが鎖骨の前に収まるところまで、丁寧に下ろします。
片膝立ちと座位で行うランドマインプレスの応用
片膝立ちのランドマインプレスは、下半身の代償を抑えたい場面で有効です。
押す側と同じ側の膝を床につけ、骨盤を立てた状態で押します。
こうすると、体幹の抗回旋が自然に動員されます。
この姿勢では、腰を反らせて押すことができません。
そのため、立位で腰が反ってしまう人の修正ドリルとしても機能します。
重量は立位の70〜80%に落として始めてください。
座位のランドマインプレスは、床に座るか低いベンチを使う形式です。
脚の関与をさらに制限できます。
純粋に肩と上腕三頭筋への刺激を集めたいときに選択します。
両手で先端を持つ両手ランドマインプレスも使い道があります。
左右差が大きい人の導入や、より重い負荷を扱いたい場面で、片手版の前段階として置けます。
ランドマインプレスの姿勢別の使い分けを一覧にします。
| 姿勢 | 脚の関与 | 主な用途 | 重量の目安 |
|---|---|---|---|
| 立位(片手) | 大きい | ランドマインプレスの基本形 | 片手10〜20kg |
| 片膝立ち | 抑えられる | 腰が反る人の修正ドリル | 立位の70〜80% |
| 座位 | さらに小さい | 肩と上腕三頭筋に刺激を集める | ― |
| 両手 | 大きい | 左右差が大きい人の導入 | 片手版より重い負荷 |
ランドマインプレスの重量・回数・セット数の目安
ランドマインプレスの重量は、片手で10〜20kgが多くの人の出発点になります。
トレーニング歴が3年以上ある男性なら20〜30kgです。
片手で扱える上限は、おおむね40kg前後です。
回数は8〜12回、セット数は3〜4が標準的です。
筋力寄りに狙うなら6回×4セットへ振り分けます。
持久寄りなら15回×3セットです。
休憩時間は60〜90秒。
左右交互に行う場合は、片側が終わったらすぐ反対側へ移ります。
両側を1セットとして休憩を取ると、時間効率が上がります。
ランドマインプレスの進め方にも目安があります。
全セットで規定回数が余力1〜2回を残して完了できた次回に、2.5kg追加する方式です。
月に2.5〜5kgの前進でも、1年では十分な変化になります。
ランドマインプレスの狙い別の設定は次のとおりです。
| 狙い | 回数 | セット数 | 休憩 |
|---|---|---|---|
| 筋力寄り | 6回 | 4セット | 60〜90秒 |
| 標準 | 8〜12回 | 3〜4セット | 60〜90秒 |
| 持久寄り | 15回 | 3セット | 60〜90秒 |
ランドマインで引く・下半身を鍛える種目
ランドマインは押す方向だけの方式ではありません。

ランドマインロウで背中の厚みをつくる
ランドマインロウは、バー先端を両手または片手で握り、股関節を折った前傾姿勢から胸へ引き寄せる種目です。
斜め軌道のため、広背筋の下部から僧帽筋中部まで広く動員されます。
両手で行う場合は、バーをまたぐように立ちます。
先端近くをVハンドルまたは両手で握ります。
背中をフラットに保ったまま、肘を体側に沿わせて引き上げます。
片手で行うハーフニーリング姿勢のランドマインロウは、左右差の修正に向きます。
片膝を床につけ、反対の手で先端を握って引きます。
こうすると、体幹の抗回旋も同時に鍛えられます。
ランドマインロウの重量の目安は、バー重量を含めて20〜40kgからです。
回数とセット数は8〜12回×3〜4セット、休憩は60〜90秒。
引き切った位置で1秒静止すると、刺激の質が明確に変わります。
ランドマインスクワットは初心者の深さ習得に向く
ランドマインスクワットは、バー先端を胸の前で両手で抱え、しゃがむ種目です。
バーが前方に支えられることで、上体が起きやすくなります。
深いスクワットを習得する過程で、特に役立ちます。
バーベルを背負うバックスクワットでは、足首や胸椎が硬い人は上体が前に倒れます。
ランドマインスクワットなら前方のカウンターウェイトが効くため、同じ可動域でも姿勢を保ちやすくなります。
ランドマインスクワットのやり方は、支点に向かって立ち、先端を胸の前で両手で包むように保持することから始まります。
かかとを床に残したまま、太ももが床と平行を下回る深さまで下ろします。
そこから床を押して立ち上がります。
重量は40〜80kgが目安で、10〜15回×3セット、休憩90秒。
ゴブレットスクワットでは物足りないが、バックスクワットの深さが出ない段階の人に最適な選択肢です。
ランドマインデッドリフトとランジの使い分け
ランドマインデッドリフトは、支点を背にしてバーをまたぎ、股関節を折って先端を持ち上げる種目です。
弧を描く軌道のため、通常のデッドリフトより腰部のせん断ストレスが小さくなります。
適しているのは、デッドリフトのフォーム習得段階にある人や、腰に不安がある人です。
重量は40〜70kgから、8〜10回×3セット、休憩90〜120秒で組み立てます。
ランドマインランジは、先端を胸の前で保持したまま前後に踏み込む種目です。
前方のカウンターウェイトが効くため、上体が倒れにくくなります。
片脚のバランス練習として機能します。
使い分けの基準は目的です。
股関節の伸展力を伸ばすならランドマインデッドリフト、左右差や安定性に手を入れるならランジ。
週2回の構成なら、片方ずつ別の日に配置する形が扱いやすくなります。
ランドマインの主要種目の重量と回数を比較すると、次のとおりです。
| 種目 | 重量の目安 | 回数 | セット数 | 休憩 |
|---|---|---|---|---|
| ランドマインプレス(片手) | 10〜20kg | 8〜12回 | 3〜4セット | 60〜90秒 |
| ランドマインロウ | 20〜40kg | 8〜12回 | 3〜4セット | 60〜90秒 |
| ランドマインスクワット | 40〜80kg | 10〜15回 | 3セット | 90秒 |
| ランドマインデッドリフト | 40〜70kg | 8〜10回 | 3セット | 90〜120秒 |
ランドマインで体幹を回旋させる種目
ランドマインは、体幹を「動かす」と「耐える」の両面から鍛えられます。

ランドマイン回旋で腹斜筋と胸椎を動かす
ランドマイン回旋は、バー先端を両手で持ち、頭上を通すように左右へ弧を描く種目です。
腹斜筋と腹横筋が主役になります。
胸椎の回旋可動域にも、同時に働きかけます。
ランドマイン回旋のやり方は、支点に正対して肩幅より広めに立ち、先端を胸の高さで両手で保持することから始まります。
体幹を回しながら、バーを片側の腰の高さまで下ろします。
そこから反対側へ弧を描いて戻します。
重量は10〜20kgと軽めに設定します。
重くすると、腰椎の回旋で代償します。
胸椎と股関節で動きをつくれる範囲に留めるのが、安全面の要です。
回数は左右各8〜12回×3セット、休憩60秒。
ゴルフやテニスのスイング、重い荷物を抱えて体をひねる場面など、日常の回旋動作に接続しやすい刺激になります。
ランドマインのアンチローテーション種目で体幹を固める
回旋を鍛える一方で、回旋に抵抗する能力も必要です。
ランドマインのアンチローテーション種目は、バー先端を胸の前で保持したまま、片手で押し出して体幹がねじれないよう耐える形式です。
代表的なのが、ハーフニーリングでの片手ランドマインプレスです。
押す側と反対方向に体を回そうとする力が働きます。
そのため、腹斜筋と腹横筋が静的に動員されます。
もう一つは、ランドマインの先端を両手で持ち、腕を伸ばした位置で左右に小さく振るドリルです。
体幹を固めたまま腕だけを動かすため、抗回旋の感覚をつかみやすくなります。
重量は10〜15kg、左右各20〜30秒の保持を3セット。
回旋種目と組み合わせて、同じセッション内で「動かす」と「耐える」を両立させる構成が実務的です。
ランドマインの体幹種目の設定を整理します。
| 種目 | 主に鍛える要素 | 重量の目安 | 量 |
|---|---|---|---|
| ランドマイン回旋 | 腹斜筋・腹横筋/胸椎の回旋 | 10〜20kg | 左右各8〜12回×3セット(休憩60秒) |
| ハーフニーリング片手ランドマインプレス | 押しながら耐える抗回旋 | 10〜15kg | 8回×3セット |
| 両手保持の左右振りドリル | 腕だけを動かす抗回旋 | 10〜15kg | 左右各20〜30秒×3セット |
LifeFitness Japanが提供するランドマイン活用に適した器具
ランドマインを日常的に回す土台になるのは、バーベルを安全に扱えるラックと角度を変えられる補助器具です。
LifeFitness Japanのストレングス系ラインは、この条件を業務用グレードで満たします。
HDケーブルラック NXとTDケーブルラック2は、バーベル保管とラック機能を一体化できる構成です。
ランドマインの支点を置くスペースを確保しやすい設計になっています。
G7ベンチは角度調整域が広く、座位や傾斜姿勢でのプレス種目に展開できます。
Dual Adjustable Pulleyを併設すれば、ランドマインの斜め軌道とケーブルの定張力を組み合わせた押す・引くの幅が広がります。
導入を検討する際は、天井高・床荷重・動作クリアランスの3点が判断材料になります。
月々のジム会費を数年分と置き換える視点も含め、まずはラインナップを見るところから。
設置条件を相談する窓口も用意されています。
ランドマインを週2回のプログラムに組み込む
ランドマインを週2回の枠に落とし込むと、継続のハードルが下がります。
週2回のランドマイントレーニング構成例
ランドマインは週2回が扱いやすい頻度です。
押す・引く・しゃがむ・回すの4方向を2日に分配すれば、1回45〜55分で全身をカバーできます。
A日は押すと回すに充てます。
ウォームアップ8分、ランドマインプレス片手10回×3セット、ランドマイン回旋左右10回×3セット、ランドマインスクワット12回×3セットで、合計約45分です。
B日は引くと下半身に充てます。
ランドマインロウ10回×4セット、ランドマインデッドリフト8回×3セット、ランドマインランジ左右10回×3セット、ハーフニーリングプレス8回×3セットで約50分。
出張や繁忙期には、A日のランドマインプレスとスクワットだけを20分で回す短縮版を用意しておくと、習慣が切れずに済みます。
週2回のランドマイン構成を表にすると、次のとおりです。
| 日 | テーマ | 種目と量 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| A日 | 押す・回す | ウォームアップ8分/ランドマインプレス片手10回×3セット/ランドマイン回旋左右10回×3セット/ランドマインスクワット12回×3セット | 約45分 |
| B日 | 引く・下半身 | ランドマインロウ10回×4セット/ランドマインデッドリフト8回×3セット/ランドマインランジ左右10回×3セット/ハーフニーリングプレス8回×3セット | 約50分 |
| 短縮版 | 押す・しゃがむ | ランドマインプレスとランドマインスクワットのみ | 20分 |
ランドマインの重量の進め方と停滞時の対処
ランドマインの重量は「ダブルプログレッション」で進めるのが堅実です。
まず回数を規定の上限まで増やします。
上限に達したら、重量を2.5〜5kg足して回数を下限に戻します。
例えばランドマインプレスを8〜12回の範囲で管理する場合を考えます。
全セット12回が余力を残して完了できた次回に2.5kg追加し、8回から再スタートします。
停滞したときは重量を追わず、変数を変えます。
テンポを押し1秒・戻し3秒に変える。
休憩を90秒から60秒へ短縮する。
片膝立ちへ姿勢を変える。
こうした刺激の質で、ランドマインの前進を作ります。
ディロードの運用も有効です。
4週間のうち3週を積み上げ、4週目は量を6割に落とします。
回復が追いつかない週を事前に組み込むほうが、結果として継続率は高くなります。
ランドマインを安全に続けるための注意点
ランドマインで最も注意すべきは、アタッチメントの固定状態です。
トレーニング前に、支点のガタつきとバーの差し込み深さを確認してください。
プレートのカラーも必ず締めます。
次に重要なのが、回旋種目での代償です。
腰椎で回してしまうと、負担が集中します。
重量は軽めに保ち、胸椎と股関節で動きをつくる感覚を優先します。
ランドマインの押す種目では、肩がすくみ上がる動きを避けます。
肩甲骨を下げた位置を保ったまま押すほうが、肩関節のスペースを確保できます。
刺激も、目的の筋群に集まりやすくなります。
痛みへの対応は明確にしておきましょう。
フォームを調整しても痛みが数日続く、または安静時や夜間にも出る場合は自己判断で続けず、専門家の診察を受けてください。
ランドマインに関するよくある質問
Q1. ランドマインは専用の器具がなくても始められますか?
代用は可能です。
重量プレートの穴にバー端を差し込む方法や、角に厚手のタオルを敷いてバー端を置く方法が知られています。
ただし滑りや床の損傷が起きやすいため、継続的に行うなら専用アタッチメントの導入が安全かつ快適です。
Q2. ランドマインプレスはオーバーヘッドプレスの代わりになりますか?
押す刺激の確保という点では代替になります。
斜め45〜60度の軌道で肩関節の負担が小さく、肩に不安のある人でも継続しやすい選択肢です。
ただし完全な頭上挙上の能力そのものを伸ばしたい場合は、オーバーヘッドプレスを別に残す判断が妥当です。
Q3. ランドマインスクワットは何kgから始めるべきですか?
多くの人は40〜60kgが出発点になります。
バー重量20kgに20〜40kgを足した構成です。
10〜15回を余力2回残して完了できる重量を選び、太ももが床と平行を下回る深さを保てる範囲で設定してください。
Q4. ランドマイン回旋は腰を痛めませんか?
重量設定を守れば問題になりにくい種目です。
10〜20kgに留め、腰椎ではなく胸椎と股関節で回す意識を持つことが前提になります。
重くして可動域を腰で稼ぐ動きになった時点でリスクが上がるため、軽重量でのコントロールを優先してください。
Q5. ランドマインだけで全身を鍛えられますか?
押す・引く・しゃがむ・回すの4方向を網羅できるため、ほぼ全身をカバーできます。
補いたいのは懸垂などの垂直方向の引きと、ふくらはぎや前腕といった小さな部位です。
週2回のランドマイン構成に懸垂を加えるだけで、バランスは大きく改善します。
ランドマインまとめ
ランドマインは、バーベルの一端を床に固定し、弧を描く軌道で負荷をかける方式です。押す角度が斜め45〜60度になることで肩関節の負担が小さくなり、押す種目を長く継続しやすくなる点が最大の価値でした。
代表種目を振り返ると、ランドマインプレスは片手10〜20kgで8〜12回×3〜4セット。ランドマインロウは20〜40kgで8〜12回×3〜4セット。ランドマインスクワットは40〜80kgで10〜15回×3セットが出発点です。
回旋系はあえて軽く、10〜20kgで左右各8〜12回×3セット。腰椎ではなく胸椎と股関節で回す意識を保つことが、この種目を安全に続ける条件になります。
週2回、1回45〜55分。押すと回す日、引くと下半身の日に分ければ、器具の入れ替えを最小限にしたまま全身を回せます。時間対効果を重視する働き方とも噛み合う構成です。
バーベル1本とアタッチメント一つという身軽さの一方で、支点の固定確認とクリアランスの確保は毎回必要です。痛みが続く場合は無理をせず、専門家に相談する判断を優先してください。
LifeFitness Japanは、世界中のプロアスリートや一流ジムが信頼するフィットネスブランドです。プロと同じ品質の器具を自宅に揃えて、理想の体づくりを着実に進めていきましょう。